HX90Vで皆既月食を撮影 (1)
今夜の皆既月食はご覧になりましたか?天気も良く、絶好の天体観測日和だったと思います。皆既月食と天王星食が同時に見られるというのは実に442年ぶりだそうで。

そんな皆既月食、ツイッターではみなさんいろんなカメラで撮影して投稿してる様子が確認できました。私はHX90Vでチャレンジです。

掲載する2つの写真はHX90Vで撮影、リサイズのみ行った撮って出しです。三脚に載せてはいるものの、構図が甘い点には目を瞑ってください。

HX90Vで皆既月食を撮影 (3)
HX90Vはソニーの高倍率ズームに対応したコンデジ。光学30倍、35mm換算で720mmまで光学ズームで寄れます。そこにデジタルズームを組み合わせることで無加工で月を大きく写すことができました。

HX90Vで皆既月食を撮影 (2)
月って普段は結構明るくて、シャッター速度を上げて撮れるんですが、皆既食となると急に条件が厳しくなります。長時間露光を行いたいところですが、月の動くスピードもなかなかのもので、あんまり露光時間を長くすると今度は動体ブレが発生します。HX90VはISO感度耐性があまり高くないのも悩ましい。

さらに皆既食の暗さではAFのピントが合いません。MFで合焦させるにしてもノイズがひどくてどこに合ってるか判断できず、勘で撮ってます。それでもそれなりに見れる写真になってるのはHX90Vの光学ズーム倍率の高さがなせる技でしょう。

高倍率ズームコンデジはスマホと組み合わせても楽しい

ポケットに入るコンパクトなサイズ。スマホの苦手とする望遠域をカバーできる。チルト液晶で自撮りがしやすい。などなど、スマホと組み合わせるデジカメとして結構アリな1台です。HX90Vは終売していますが、兄弟モデルのWX500は販売中。今や貴重なコンデジです。

暗いシーンでの撮影は三脚を使うと快適です。三脚も上を見上げるとキリがありませんが、コンデジと組み合わせるだけなら予算2000円出せば十分使えるものが買えます。この金額なら使用頻度低くても惜しくない!

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