2021年2月5日に発売したドコモの5Gスマホ「AQUOS sense5G SH-53A」を購入しました。ドコモオンラインショップでの購入で、今まではAQUOS sense3を使用していましたので4G→5Gへの切り替えでもあります。
人気のAQUOS senseシリーズの最新モデルで初の5G対応。ドコモでは税込み4万円を切る価格で5Gスマホ普及の一翼を担うこと間違いありません。
AQUOS sense5G SH-53Aの主なスペック
- OS:Android 11
- CPU:Snapdragon 690 5G
- ディスプレイ:5.8インチ(2280×1080)IGZO液晶
- RAM:4GB
- 内部ストレージ:64GB
- アウトカメラ(メイン):1200万画素、F2.0、換算24mm
- アウトカメラ(超広角):1200万画素、F2.4、換算18mm
- アウトカメラ(望遠):800万画素、F2.4、換算53mm
- インカメラ:800万画素、F2.0、換算26mm
- バッテリー容量:4570mAh
- サイズ:約148×71×8.9mm
- 重さ:約178g
- その他:FeliCa、防水・防塵(IPX5 / IPX8 / IP6X)、顔認証、指紋センサー
AQUOS senseシリーズは日本市場を強く意識した製品です。誰にでも扱いやすいサイズ感。必要十分な構成で価格とのバランスを考えています。5Gに対応させつつ低価格を維持するため、日本では初となるSnapdragon 690 5Gを搭載しています。
AQUOS sense5G SH-53A(Snapdragon 690 5G)のAntutuベンチマークスコア
総合スコア:253182点
Antutuベンチマーク(v8.5.3)にて測定しました。結果は25万点。Snapdragon 690を搭載した国内向けスマホは今のところAQUOS sense5G以外にありません。4G版とも言えるAQUOS sense4(Snapdragon 720G搭載)とスコア的には大きな差は無いようです。
Snapdragon 690のサクサク感はそれなり
AQUOS sense5Gは日本で初めてのSnapdragon 690搭載。AQUOS sense3からの順当な進化でベンチマークテストの結果ではスコアは大きく飛躍しているものの、実際に触って動作してる感じはAQUOS sense3とそう大きく印象は変わりません。触ってみるとあくまでもミドルレンジモデルだなという感想です。
AQUOS sense5G SH-53Aのパッケージと付属品
ドコモ版AQUOS sense5Gの付属品は最小限です。付属するUSB-Cアダプターは古いスマホからのデータ移行を簡単に行えるアイテムとなっています。
AQUOS sense5G スカイブルーの外観
購入したのはドコモオンラインショップ限定カラーのスカイブルーです。淡い水色で爽やか。
ディスプレイは5.8インチで涙滴型ノッチを採用しました。これによって狭額縁、画面占有率の向上を実現しています。
AQUOS sense5GとAQUOS sense3の外観比較
AQUOS sense3 SH-02Mと比較です。ちょっとだけ大きくなりました。また、角のRの具合が変わったのか、実際に持ち比べると手に当たる感覚も微妙に変わっています。
古いスマホからデータの移行はケーブル1本で完了
付属したクイックスイッチアダプター(試供品)を用いてUSB-CからUSB-Cにつなぐようにして操作を継続。あとは表示される案内に従うだけで大まかなデータ移行が完了します。
- アカウント情報
- 写真や動画などのローカルデータ
- インストールしていたアプリ
- SMSメッセージ
- 通話履歴
他にもホーム画面のアプリの配置、ドロワー内に作成していたフォルダーまでそっくりそのまま再現してくれます。
4G→5GでSIM再発行は不要 開通手続きを行う
契約変更(Xi→5G)はドコモUIMカードの発行有無に関わらず、開通(ご利用開始のお手続き)が必要です。
今回、AQUOS sense3(4G契約)からAQUOS sense5G(5G契約)に機種変更と同時にプラン変更も行いました。結果としてSIMカードの交換は不要で、Webサイトから開通手続きを行うだけで済みました。
やることに関してはドコモオンラインショップから届いた「商品お受取後の設定について」という書類に記載がありました。とても簡単で、ドコモオンラインショップにアクセスして購入履歴から開通手続きを行うだけでした。
AQUOS sense5Gは4Gの速度も速い!
AQUOS sense3からAQUOS sense5Gに変えて4Gの速度も大幅に向上しました。自宅では下り約70Mbps→約300Mbpsの大幅な増速を確認。5G対応チップセットを搭載したスマホは4Gの最大速度も速くなります。5Gはまだまだエリア外ですが、4G自体の通信速度も向上して嬉しい限りです。
豊富なショートカットキー機能を紹介
AQUOS sense5Gではさまざまなショートカットキーが用意されています。QRコード決済や会員証の掲示など、生活の中であると便利な機能です。ボタンを押す、長押し、端末を振るなど、AQUOS sense5Gで設定可能なそれらをまとめて紹介します。
AQUOS便利機能:新搭載の側面ボタン「アシスタントキー」
新たに搭載されたアシスタントキー。押すことで指定したアプリを起動させることができるのですが設定で変更できる選択肢がGoogleアシスタントとエモパーだけという状況。
個人的にはスクリーンショット撮影機能をここに置きたいと思っています。今後のアップデートによる開放に期待です。
AQUOS便利機能:「便利な操作設定」電源ボタンを用いたショートカット
「電源ボタン長押し」には自由にアプリを割り当てることが可能です。デフォルトはGoogle Payでした。また「電源ボタン2回押し」にはカメラ起動が割り当てられています。
AQUOS便利機能:指紋センサー長押し「Payトリガー」
ディスプレイ下部にある指紋センサー長押しにもショートカットが割り当てられます。これをシャープでは「Payトリガー」と呼称し、QRコード決済アプリの割り当てがデフォルトです。
ドコモのサービス:端末を振る操作「スグアプ」
ドコモスマホとしての機能「スグアプ」は端末を振ることで指定のアプリを起動できます。デフォルトでは1回振る動作にd払いが割り当てられていました。QRコード決済やポイントカードアプリを割り当ててすぐに出せるようにすると良いかも。
まとめ:一括価格で税込み4万円を切る日本の新時代ベーシックスマホ
販売価格は税込み3万9600円。5Gに対応するスマホでありながらスマホおかえしプログラムも利用せず4万円を切る価格です。現時点においてドコモ5Gスマホとしては最安となります。
FeliCa搭載。防水も防塵も対応。安心のシャープ製。5Gスマホを検討するならまずはこれを基準にして考えると良いと思います。AQUOS sense5Gは間違いのない選択肢です。各キャリアから発売されますし、カメラや構成を微妙に変えたバリエーションも用意され、2021年で最も売れるスマホの1つになることは間違いなさそうです。
現状のドコモ5Gスマホでは断トツの良コスパ機
- AQUOS sense5G(税込み3万9600円):約25万点
- Galaxy A51 5G(税込み7万488円):約30万点
- LG VELVET(税込み7万488円):約32万点
- arrows NX9(税込み7万6032円):約32万点
Antutuスコアを基準にドコモの5Gスマホを比較してみました。AQUOS sense5Gは最もスペックで劣るものの、価格面では圧倒的に安価。次に安いモデルとの差額は約3万円です。もちろんスコアが高い機種の方が快適に動作しますが、AQUOS sense5Gのお買い得感の強さを再認識しました。
AQUOS sense5Gのカメラレビュー公開中
AQUOS sense5Gで撮影した写真を紹介しています。ハイエンドモデルであるZenFone 7 Proとの比較です。安く済ませたいけどカメラにはこだわりたいという方の参考になれば幸いです。
レビュー動画公開
YouTubeに動画も公開しました。合わせてご覧いただけると幸いです。