2年ぶりでしょうか。Amazonの10インチタブレット「Fire HD 10」がモデルチェンジしました。性能の向上に加えてUSB-Cの採用など近代化が進みました。Fireタブレット自体何度も購入していますし、製品的には新鮮味の薄い感じですが、2万円を切る価格だとついつい手が伸びてしまいます。
先代モデル「Fire HD 10 2017」のレビュー記事紹介
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こちらは2017年に発売した先代モデルとなるFire HD 10のレビュー記事です。2年での進化を感じられる製品に仕上がっていますよ。
Fire HD 10 2019の開封と付属品
パッケージはFireタブレット定番のデザインです。一般的なスマートフォンやタブレットの化粧箱とは違う簡素な雰囲気。
背面上部にミシン目のあるフィルムが貼ってあります。以前は直接紙のパッケージを破るデザインもありました。
付属品を全て出して並べてみました。本体、USB-Cケーブル、充電器、小冊子×2という内容です。
Fire HD 10 2019付属充電器は9W
Fire HD 10 2019の外観
Fire HD 10 2019ではカラーバリエーションが一新されました。せっかくならと新色のブルーをチョイス。少し昔のAmazonタブレットといえば100円均一で売ってるような蛍光色みたいなラインナップでしたけど、今回のブルーは落ち着いた雰囲気です。
カメラはイン・アウトともに200万画素。試しに室内で撮ってみましたが、まあ使うことは無いだろうなという感じです。
ディスプレイのパネルには防指紋用のコーティングがしてあるかも。指すべりも良好です。せっかく安い製品なので保護フィルム無しで使っても良いかもしれません。
縦に持った際の上部にボタン類やインターフェースが集約されています。ボタンが光沢仕上げなデザイン、私は好きです。
Echoデバイスのように振る舞える「Showモード」を搭載
通知バーの中に「Showモード切り替えスイッチ」があります。これを押すとEcho Showのように10インチのアレクサ搭載デバイスとして振る舞います。
横向き表示になるのでスタンド併用が推奨されます。その際にスピーカーは上に向くようになっていました。スピーカーは音量を最大にすると賃貸では使用をためらうくらいに大きな音が出ました。
電子コミックス閲覧用タブレットとしてはちょっと重いかも
Amazonのコンテンツといえば個人的にはKindleが一番利用頻度が高いのですが、Fireタブレットシリーズは16:9や16:10のような縦長(横長)が多くて微妙に使い勝手がイマイチです。
公称504g、例えばイスに座りつつ片手で持ちながら読書となるとちょっと重く、重量バランスも微妙です。
テーブルがあればそこに置いて、片肘付きながらポンポンとタップしながらページめくりするような使い方の方が快適でした。
Fireタブレット史上最もサクサクな1台
性能が向上したことを実感できるサクサクな動作感はストレス少なめで快適です。Amazonプライム・ビデオなどの動画コンテンツ閲覧には最適な1台だと思いました。ところでAmazonアプリストアからはdアニメストアはダウンロードできないんですね…。
このスペックでこの価格を実現しているのはAmazonのコンテンツを利用してもらうために他なりません。動画向けのタブレットに感じますのでAmazon的にはプライム・ビデオに加入してもらうことが一番の目標なのかも。
記事執筆時点ではセールの対象になっていて、32GBモデルが税込み1万5980円です。