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Amazonのタブレット「Fire」シリーズは少し前に大幅リニューアルを実施。7インチと8インチはすでに第2世代まで登場していますが、ようやく10インチモデルも発売されました。

先代のFire HD 10から1万円以上の値下げとなったにもかかわらず、高性能化・高解像度化を実現しています。

Fire HD 10(2017)の開封と外観

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リニューアルしたFireタブレットは紙のパッケージを採用しています。背面のミシン目をピリピリと破って開封。

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本体の前に付属品がこちら。充電器もしっかり入っています。

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本体はザラザラとしたマット調で他のFireタブレットと同等です。デザインに関しても全く同じと言えます。

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当然と言えば当然ですが、充電ポートはmicroUSBです。超エントリーモデルですし、あえてUSB-Cにする必要は無いでしょう。microUSBに統一すれば他製品と同じ同梱品を流用できますし、コストダウンの一環と言えます。

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microSDスロットも登載されています。Kindle本のデータを外部メモリに保存する機能はFireタブレットのみに許された特権です。

microSDXCの256GBまで対応しています。本体ストレージは32GBですが、後からいくらでも増設できることを考えると最廉価モデルがお得感強め。

単行本に近いサイズで閲覧可能

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紙の単行本とKindle本のサイズ比較です。Fire HD 10を縦に持つ場合、単行本よりも少し大きい表示となります。

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横に持てば見開き表示で読めます。その際のサイズ感は文庫本くらいでしょうか。実用レベルのサイズではありますがちょっと小さくなります。

PC表示でブラウジング

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Silkブラウザを用いてウェブサイトを表示するとこんな感じです。フルスクリーンモードをオンにすれば邪魔なURLバーも消せます。1920x1200ドットの解像度が活きます。

悪くない操作感

CPUは1.8GHz(2コア)と1.4GHz(2コア)のbig.LITTLE構成です。RAMは2GBでちょっと控えめ。ウェブブラウジングなどで引っかかりがあったり、ホーム画面に戻った際に壁紙の表示が一瞬遅れるなどさすがに終始快適というわけにはいきません。

しかしながら明らかなもたつきや読み込みの遅れは無く、Amazonコンテンツの消費を主な使い方とするなら不満無く使えると思います。

採算度外視の製品

これが税込み1万8980円(プライム会員ならさらに4000円オフ)というのはどう考えても採算度外視です。Amazonの配信するサービスへの利用促進と、依存度を高めるためにばら撒かれているのですから当然とも言えますが。

ディスプレイは高精細でそれなりに明るいですし、スピーカーもステレオです。Wi-Fiは5GHz(11ac)もサポートしています。

買うべき?

Amazonプライム会員であればFireタブレットの1台や2台買っておいて損は無いと思います。1台買えば4000円オフで年会費がチャラになると考えると財布の紐も緩みやすいでしょう。

プライム会員向けの豊富なコンテンツ消費を行うデバイスの1つとしてあれば便利です。リビングのテレビ使用権を誰かに奪われた場合、こっちでAmazonプライムビデオを視聴できます。

「Androidタブレット」としては物足りない

これはあくまでも「Fireタブレット」です。Playストアは非対応でGoogleアプリも使えません。「Androidスマートフォンと同じことを大画面で快適に行おう」と考えてFireタブレットにたどり着くとちょっとがっかりするかもしれません。

Amazonのコンテンツを快適に、なおかつ投資を抑えて利用したいというニーズに応えた1台です。Amazon経済圏にズブズブと沈んでいきたい方はぜひ1台持っておくとよりスムーズに沈めます。

おすすめのサイズと使い方

持ち歩くならFire HD 8がおすすめです。片手で持てるギリギリのサイズ感。Fire 7よりも解像度(ピクセル密度)で勝ります。

自宅でゴロゴロ。ベッドでゴロゴロ使うならFire HD 10がおすすめです。性能的にもこれが一番快適ですが、大きくて重い(500g)ので持ち運びには不向きと言えます。

Alexaハンズフリーモード対応に期待

海外ではすでに実装済みのAlexaハンズフリーモード。Fire HD 10がAlexa登載のスマートスピーカーのように使える機能です。スマートスピーカーを買わずともどんな使い勝手かを試せるという意味でもFire HD 10を買う意味があるかもしれません。